プロフィール

社会人スタート時

青山学院大学女子短期大学卒業
新卒でキリンビール㈱に入社。
最初の配属は総務部で、本社受付と大代表電話交換台での勤務でした。先輩方から細やかなお客様対応の基本を学べたことが、現在の私の基盤となっていると思っています。約8年この業務に従事し、その間にTA（交流分析）の研修を受講するなど、公募型社員研修の受講を重ね、「研修」というものに面白さを感じるようになっていきました。個人的にもカウンセリングを通信講座で学んでいましたが、上司からの勧めで社団法人日本産業訓練協会の接遇訓練指導員の講座を受講し、その認定を受けたことをきっかけに、社内での電話応対研修を任されることに。
企画から教材作成～登壇までを経験し、今後のキャリアとして人材開発を考えるようになりました。そんな矢先、広報部へ異動となり、「研修」「人材開発」からは一度離れ、マスコミ対応の業務を担当していました。

役者、そして人材開発の仕事へ

このころからナレーター・声優の養成所に通うようになり、オーディションを経て芸能事務所所属の声優になりました。
そしてキリンビールを離れ、年に数回の舞台出演、海外ドラマや洋画の吹替えなどを経験。小学生のころ夢見たあこがれの仕事を、遠回りしながらも叶えることができました。
しかし改めて自身の今後を考えたとき、「研修」「人材開発」の仕事の面白さを思い出しました。ただ残念ながら、キリン時代の電話応対研修以外は、ほぼ未経験。就職活動も思うように進まない中で、幸運にも2001年春から、派遣社員としてIT企業の研修担当での勤務がスタートしました。

点と点が繋がる

200名近い新入社員を対象とし、約5か月にわたる研修の事務局から始まったこの業務では、キリン時代の経験（総務、広報それぞれに）が大いに役立つことを実感しました。対人対応、接客応対のみならず、部門の役割や立場がら、恐らく自然と身についていた会社を俯瞰すること、企業側と社員側のバランス感覚、社内外のバランス感覚など、言葉にしようとすると難しいのですが、こういった感覚の大切さを知ることになったのです。
また、個人的な関心で学んでいたカウンセリングや、TA（交流分析）も活かせることが分かり、さらに学べることはないかと、調べる中で、コーチングというものを知り、講座に通うととともに、社内での研修実施も提案しました。一方でキャリア・デベロップメント・アドバイザー（CDA）の資格を取得し、新入社員との関わりの中でその知識やスキルを活かすことができました。
数年後、別のIT企業へ正社員として移り、研修のみならず新卒採用も担当するようになりました。
採用から内定者研修、そして新入社員研修、若手社員ブラッシュアップ研修という一気通貫した流れを担当することができ、採用面接のときから、個々の持ち味を引き出し、そして活かしていけるような支援ができたことは、今でも大きな宝物です。

深い対話の力を知る

また、この会社では、社内のコミュニケーション活性化を目的に、何度もワールドカフェを実施し、多くの社員と一緒に会社のことを本気で考え、深い対話を繰り返しました。周囲を巻き込むことに苦労もありましたが、助けてくれる人たちがたくさんいて、こんな風に、ひとり一人が真剣に会社の在り方や自分たちの在り方を語り合える風土の力を実感しました。

内製研修プログラム開発と登壇

2011年春からは、アステラス総合教育研究所㈱に移り、毎年150名前後の新入社員研修の企画、プログラム構築、登壇、全体統括を担当。
またキャリア自律のための研修体系を構築し、若年層向け（30歳前後）のキャリア研修プログラムの開発を手掛け、登壇していました。
一方で、アステラスグループの会社向けに、傾聴、コーチング、プレゼンテーションなどのコミュニケーション研修や、キャリア開発研修などもプログラム開発から登壇まで行ってきました。

2019年4月独立後 初年実績

• 企業での新入社員研修（複数社）
• 専門学校でのキャリア、ビジネスマインド、ビジネスマナー等の授業
• アンガーマネジメントの講座
• リズム・音楽を駆使し、組織開発を行う研修
• 顧客志向を育む研修のワークショップデザインとファシリテーション

保有資格